料理でも、芸術でも、人間関係でも。
どんなジャンルにおいても、そもそもPerfectなものは存在しないと思っています。
例えば野球でノーヒットノーランという数値で示される「記録」はありますが
そのピッチャーが完璧かと言われると、もしかしたら次の試合では
歴史的大敗を喫する可能性も逆に秘めているわけですよね。
でも“だから野球は面白い!”ってなりません?
もし、仮にですよ?
いつ、何時、どんなコンディションであろうと一度マウンドに立てば
目を瞑って投げても必ず三振の山を築くperfectなピッチャーが現れたとしましょうよ。
想像してみてください。
その試合、見てて楽しいでしょうか?(ま、正直初見は楽しいと思うけどw)
勝つか負けるか、exciteするから面白いんですよね。
そして選手も監督もコーチもベンチも、必死になるから
そこにストーリーが生まれる。
野球というスポーツを通して、その「ストーリー」を私たちは楽しんでいるといっても
過言ではないと思います。
うちの妻は公私共に拘りが強いところがあって、うまくいかない時に
自暴自棄になっている時がたまにあるんですが(真面目なんですね)
私はいつも「完璧じゃないからいいんだと思うよ」と伝えています。
(不真面目ならではの意見ですw)
だって人間、藻掻いて、努力している姿が美しいじゃないですか。
そしてそこに結果がある。
家づくりも然り。
悩んで、苦しんで、生み出したアイデアを具現化していく。
そしてそこに建築がある。
完璧なものなど存在しないから完璧を求める必要がある
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」
みたいなタイトルになってしまいましたがw
でもそういうことだと。
皆さんはどう思われますか?