庭と台所がつなぐ、わたしたちのリズム

平日はバタバタしていて、
ゆっくりご飯を作ったり、ゆっくり話したりする時間もなかなか取れない。
だからこそ、週末くらいは、同じ場所で、同じ時間を。 たとえばキッチン。
夫婦で並んで、季節の野菜を切ったり、
ちょっと特別な朝ごはんを作ったり。 会話しながら、手を動かしながら、
なんてことない時間が、なんだかうれしくなる。 庭があれば、もっと豊かになる。
コーヒーを持ち出して、木陰でひと息ついたり
子どもがシャボン玉を飛ばすのをぼーっと見ていたり
小さな花を植えて、季節のうつろいを感じたり。 キッチンと庭は、ただの設備やスペースではなくて
週末に、家族が一緒に「過ごせる場所」として設計することができる。 ひとつ屋根の下でも、それぞれがバラバラの時間を過ごすのではなく、
ゆるやかに交わる場所。
話さなくてもいい。けれど、そばにいる。
そんな距離感の中に、心地よさがあると思う。 暮らしの中で、
「一緒に過ごす」ということの価値が
きっと、じわじわと染み込んでくる。 どんな週末が、いちばん「らしい」だろう?
そんなところから、一緒に家づくりを考えてみませんか。

MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。