暮らしのリズム

掃除、食事、眠り。

一見、ただの繰り返しに思える毎日の中に、
本当の暮らしのリズムがあります。 リズムが整うと、暮らしも穏やかに流れ、
それが「心の安定」へとつながっていきます。 1)家が“暮らしのテンポ”をつくる 朝の光が入り、動線が自然に導かれ、
掃除がしやすく、片付けが続けやすい。
そんな小さな設計の積み重ねが、
生活全体のテンポを整えます。 家とは、暮らしを支えるための“楽器”のようなもの。
奏で方(使い方)次第で、響きが変わるのです。 2)整えることは、心を整えること 空間が整うと、気持ちも自然と落ち着きます。
片付ける、拭く、並べ直す。
手を動かすことで、思考の整理も進む。 暮らしの整え方は、心の整え方でもあります。
だからこそ、家は「整えやすい構造」であるべきです。 3)繰り返しの中にある美しさ 毎日の動きは同じでも、
季節や気分によって少しずつ変わっていく。
そこに、ゆらぎがあるからこそ
日常が単調ではなく、豊かに感じられます。 美しさとは、完璧ではなく、
繰り返しの中に見つける“調和”なのです。 4)家は、生き方の器 家は飾るためのものではなく、
暮らしを整えるための“道具”です。 掃除のしやすさ、動線の短さ、
光の入り方、風の抜け方。
それらを丁寧に整えることで、
「生き方」そのものが、静かに整っていく。
家は、あなたの暮らしのリズムを支える器。
その器をどう響かせるかが、設計の仕事だと考えています。 minus design

MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。