家づくりの打ち合わせで「キッチンをどうするか」というのは、必ず大きなテーマになります。
オープンにするか、壁付けにするか。 アイランドにするか、ペニンシュラにするか。
デザインや収納に目が行きがちですが、根っこにあるのは 「誰のためのキッチンか」という問がとても重要。 我が家の場合は、料理が好きな妻がメインで使います。
ただし、たまにですが夫婦で一緒にキッチンに立つこともあるし、 私は配膳や片付け、食器洗い、それにコーヒーを淹れるときにも使う。
一日に三度は必ず触れる場所だからこそ、家族それぞれの役割やリズムが出やすいのもキッチンです。 だからこそ設計のときに大事にしたいのは「機能」と「動線」。
どこに立つのか、どこを通るのか、どんな手順で料理や片付けをするのか。
このイメージを共有できると、キッチンはただの「設備」から「家族の時間をつくる場所」へと変わっていきます。 キッチンは、一人のための空間でありながら、同時に家族みんなのための空間。
使う人の数だけ物語があり、その重なりをどう形にするかが設計の面白さでもあります。 マイナスデザインでは、そんな暮らしのシーンを一緒に考えながらキッチンをデザインしています。 気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
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MINUS DESIGN BLOG
心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。

