完成した家を見て

家づくりは、打ち合わせのテーブルから始まり…
図面を広げて、模型をつくって、パースを描いて…
頭の中で何度も何度も完成後の姿を想像しますが、 やっぱり実際に建ち上がった姿を見る瞬間は特別です。 お引き渡しのときに、光がどんなふうに差し込むのか。
窓の外の景色が、設計通りにきちんと額縁のように切り取られているか。
お客様が「なるほど」とか「うわぁ」と声をあげる一瞬に、 設計者としての想像と現実が重なるのを感じます。 そして完成してから、さらに時間が経つと
家具が置かれ、暮らしの音が混じり、家はどんどん「設計図にはなかったもの」で満たされていきます。
そして、その変化こそが本当の完成だと思っています。 設計はきっかけにすぎず、その後にお客様の生活が重なることで住まいは育っていく。
だから「完成見学会」で見るのは、まだ“途中”なのかもしれません。 お引き渡しのたびに、「ああ、この家はきっとこれからもっと良くなっていくんだろうな」と思い 次に訪れる時が楽しみになります。 設計図だけでは語れない、その後の暮らしまで見据えて住まいを考える。
そんな家づくりに興味がある方は、ぜひ気軽にご相談くださいね😊

MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。