変わっていくこと

お盆ですね。
九州は昨日から大雨で、帰省の予定が狂ってしまった方も多いと思います。 交通機関も止まったりして大変ですが、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。 さて、お盆や年末年始といえば、家族や親戚が集まるタイミング。
昔の家づくりでは「子どもが帰ってきたとき用」や「両親が泊まりに来たとき用」に、 専用の部屋を求められることが多かったんですよね。 でも最近は、建築費も上がってるし、家族の形も変わってきたので、その考え方はだいぶ変わってきた気がします。
「年に数回のためだけに部屋をつくるより、日常的に使える空間にしたい」っていう方が増えているし 将来のために可変性を持たせた間取りを考える方も多いです。 例えば、ゲストルームの代わりに趣味部屋やワークスペースにしたり、 普段はオープンな和室にしておいて来客時だけベッドを置けるようにしたり。
その方が日々の暮らしが快適になるし、必要なときにもちゃんと対応できるんですよね。 家って、ほとんどの時間を過ごすのは日常です。
だから「普段の暮らしを第一に、特別な日は柔軟に迎える」くらいの家づくりが ちょうどいいんじゃないかと思っています。

MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
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