About

 

家や建物は、単なる「器」ではなく、人の時間や想いを包み、日々をやさしく支えてくれる風景だと思っています。

だからこそ、私たちマイナスデザインは単に「かっこいい建築」や「機能的な空間」をつくるだけではなく、そこにある“人の感覚”や“感情”をていねいにすくい取りながら、設計を進めていきます。

また「暮らしを楽しむ」「こだわりを大切にする」ことを前提としています。
そのため、「価格だけで判断される方」「とにかく早く・安く建てたい方」には向かないかもしれません。

逆に、「家族と過ごす時間を大切にしたい」「自分たちらしい暮らしを実現したい」方とは、最高の家づくりができるはずです。


「美しさ」とは、物ではなく
“感じかた”にある

海外を訪れた際、ふと街を歩いていた時に気づいたことがあります。「この街、美しいな」と感じたその理由は、建物の形や色ではなく、光の入り方や風の抜け方、街の音、木々の揺れ方、そしてそこにいる人たちが創り出している雰囲気でした。

それ以来、設計するときは常にこう問いかけています。

「この空間に立った時、人は何を感じるだろう?」
「何が心を落ち着かせ、何がワクワクを生むのだろう?」

図面や模型、スケッチ、そしてときには絵本のような表現まで使いながら、感覚の言語化を試み、お客様と一緒に「答えのないデザイン」を探していきます。


想いを直接届けたい

私たちは、図面だけで伝わらない「想い」まで届けたいと考えています。そのために、打合せから設計、プレゼンテーション、工事中の現場確認、完成後の空間体験まで、すべて一貫して関わります。「こんなふうに暮らしたい」「お店に来た人に、こんな気持ちになってほしい」その小さな願いを、見える形にしていくのが、私たちの仕事です。


マイナスデザインという名前に込めたもの

「足し算のデザイン」ではなく、「引き算の中に、豊かさを見つける」余白や間、余地や光、時間の流れを大切にしながら、“ちょうどよい” ではなく “その人にとって心地よい”空間を目指しています。


さいごに

建物が完成して終わり、ではなく「そこに生まれる時間や記憶」まで設計することが、マイナスデザインの役割です。

もしあなたが、単なるハコではなく「想いの通った空間」をつくりたいと考えているなら、ぜひ声をかけてください。心を込めて、一緒に考えていきます。

 

マイナスデザインが考える「設計」