今日は久しぶりに美容室へ。 いつもより短めに整えてもらって、 鏡の中の自分がちょっと軽くなった気がした。 髪が短くなると、朝のセットもラクになるし、 気持ちまでサッパリする。 さて、今日も住まいのお話し。 「収納」は少ない方が、暮らしやすい? 家づくりの相談でよく聞くのが、 「とにかく収納をたっぷりとりたいんです」 という声。 もちろん、モノが収まる場所があるのは大事。 でも、収納が多いことが=快適な暮らしとは限らない。 むしろ、「しまえる安心感」からモノが増え続けたり、 家の面積が広くなってコストが上がることも。 モノの量が、暮らしの質を決めるわけじゃない。 収納を減らすというのは、 “持つ量を見直す”ということ。 最初から収納が限られていれば、 必要なものだけを選び取る暮らしが自然と身につく。 暮らしの軽やかさって、 モノの少なさではなく、 “モノとの距離感”なんだと思う。 余白のある暮らしへ。 部屋に余白があると、 視線も、心も、空気も、軽やかになる。 収納をコンパクトにして、暮らしをシンプルに整える。 それは、短く髪を整えるのとどこか似ていて 「見た目」だけじゃなく、 「気持ちのゆとり」も整えてくれる。 家づくりの中でできる、身軽になる工夫 ・収納は「使う場所に、必要な分だけ」 ・モノを収める場所ではなく、 「選び取る暮らし」をデザインする ・収納量よりも、 「何を持っていたいか」を家族で考える 収納を少し削ってできた余白に、 好きな光が差し込む窓をつけたり、 お気に入りの椅子を置いて、本を読む場所をつくる。 そんなふうに、 暮らしは「減らすことで豊かになる」こともあります。 おわりに。 髪を切って身軽になるように、 暮らしも、ちょっとだけ身軽にしてみる。 収納を少なくするって、 じつは“豊かさを足す”選択肢。 そんな家づくり、 これからの時代にぴったりかもしれません。