家づくりは「図面に描いたもの」だけで完成するわけではありません。
大切なのは、その空間での暮らしがどう変わるか。そこに設計の真価が宿ります。
完成してからも定期的にご訪問し、不具合がないか確認しています。
メンテナンスもさせていただき、とても安心した表情を見せてくださいました。
ご友人を招いたときに「素敵なお家ですね」と褒められると、
本当に嬉しそうに報告してくれたのが印象的でした。
正に図面以上の価値を感じてもらえた瞬間でした。
また設計で変わったことについては
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サッカーをするお子さんのために、泥だらけのユニフォームやスパイクも
ズムーズにそのまま洗面へ行ける為、手間も減り、生活がぐっと楽になったそうです。
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延床30坪弱に抑えたことで、光熱費も安くなり、日々の家計にゆとりが。
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そして何より、コンパクトだからこそ掃除がしやすい。
以前よりも物も持たなくなったし、散らからなくなったと喜んでいただけました。
私たち設計者の仕事は、家をつくることではありません。
そこに住む人が「日常の中で何度も小さな幸せを感じられること」こそが、設計の目的です。
図面には描ききれない、暮らしの変化や気持ちの余裕。
そうした見えない価値を、これからも設計を通して届けていきたいと思います。
👉 実際の施工事例や暮らし方の工夫を交えて、これからも「図面に描かないもの」を発信していきます。