先日結婚記念日で、妻からとても素敵な贈りものをいただきました。
「翻訳できないこの世界のことば」というタイトルの絵本です。
あまり物欲のない私なんですが、これは包装紙を開けた瞬間に心が躍りました♩
色彩豊かで可愛らしい扉絵で、大人の手にちょうど納まる大きさです。
贈りものは「物ではなくて、心を贈るもの」と何かで読んだことがありますが
正に妻の心がそこに静かに添えてあり、いっそう嬉しくなりました。
もう出オチのような今回のブログの内容ですがw、新しい住まいの設計のご相談をいただいた際に
現調に行きますがその時にやはり言葉で表現し難い感覚を覚えることが多々あります。
様々な条件を踏まえて設計の概念を練っていく中でそれはとても大きな要素になるのですが
それらをまとめてから、図面やスケッチや模型、CG等を駆使して私たちも想いを乗せていきます。
私たちは図面を通して、現地の空気感や居心地といった形のないものを共有しながら
すまいを作り上げていくわけですが、今回妻が私に素敵なものを贈ってくれたおかげで
そういう表現できないものの重要性を再認識したのでした(あら素敵)
「嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない」
素晴らしい詞を小田和正さんが歌っていますが
言葉にできない、表現できない、というのもまた、素晴らしい表現の一つだと感じますね。
私もざまざまな表現方法を、もっともっと学んでいきたいと思います。
さて、この絵本の中に「最低限の道具や材料で、とにかくどうにかして問題を解決すること」
という意味を示したヒンディー語が掲載されていますが、面白いですよね。
造語でプレゼンなんてのも、面白そうですw