先日息子が、学童に持っていく自分のお弁当を妻と一緒に
早起きをして作っていました。
献立はハンバーグに卵焼き。
下準備は妻が済ませてから、混ぜたり、形を整えたり、巻いたり、落としたりw
そんなことをやっていたようです。(私は寝ていました)
その時に息子が「どんなものでも、良い面と悪い面がある」と言って
「玉葱は美味しいけど、切るときに目が染みる」とか、そんなことを言っていて
人にも良いところと悪いところは勿論あるんだよ、という話しを妻がしてあげて
ハンバーグ共々、丸くおさまったとか何とか。
現代は本当にいろんな情報が多すぎて、それらをしっかりと自分軸を持って
取捨選択する必要がありますよね。
便利だと言われているものも、あなたの生活にはそもそも不要なものかもしれないし
不要だと言われているものも、もしかしたらあなたには必要なものかもしれません。
「玉ねぎは美味しいけど、目に染みる」と息子が言っていたと妻から聞いて、
私はそもそも、玉葱が嫌いだった子供の頃の自分を真っ先に思い出したw
今年の春からようやく3年生になる息子が、早起きしてまで自分の弁当を作るということに
「良い経験をさせたね」と言う人もいれば「そこまでさせなくても」と言う人もいるでしょう。
お弁当を食べた感想を「やっぱり母ちゃんが作ったご飯が美味しい」と息子が言ったのを聞いて私は
ああまた一つ自分の意見を持てるようになったんだなって感じました。
私もその日のお昼に、息子(と妻)が作ってくれた弁当を食べました。
息子には作ってくれた(あまりだろうけどw)その挑戦してくれた気持ちに対して
素直に「美味しかったよ」と伝えました。
そして妻には「やっぱりあなたが作ってくれたお弁当が美味しい」と伝えました。
どんな感想を持つのかは人それぞれ。
しっかりと底にある意味を自分なりに汲み取ってみることが
自分にとっての善悪になっていくのだと思いませんか?