家を建てるとき、当然ですが完成形を求めてしまいがち。
でも本当に大切なのは、「完成させること」ではなく、「変化を感じられる余白」を残すこと。 暮らしは、少しの工夫と観察の積み重ね。
今日からできる“小さな実験”を5つ紹介しますね。 1)朝の光を変える実験 毎朝、カーテンを開ける時間を変えてみましょう。
朝の光が入る角度や色が違うだけで、
部屋の印象も気分も変わります。 窓辺の植物や、壁に当たる光の動きを観察してみるのもおすすめ。
「この時間が一番気持ちいい」という感覚を探すのも立派な“実験”です。 2)収納を1つ減らす 「片づかない」と感じるとき、
実は“収納が多すぎる”ことが原因な場合もあります。 1箇所、意図的に収納を減らしてみると、
持ち物の優先順位が見えてきます。 減らす勇気が、心地よさを生み出す第一歩です。 3)照明を1つ替える リビングの照明を、昼白色から電球色に替えてみてください。
それだけで空間の雰囲気が驚くほど柔らかくなります。 もし複数の照明があるなら、
夜は一つだけ点けて“明るさを半分”にしてみるのもおすすめ。
影のある空間には、落ち着きが生まれます。 4)結果を記録する方法 実験をしたら、その変化を「写真」か「一言メモ」で残しておきましょう。
・朝の光がどんな風に差していたか
・気持ちがどう変わったか
・家族の反応はどうだったか 小さな記録を続けていくと、自分にとっての「心地いい暮らしの条件」が見えてきます。 5)小さな実験の積み重ね 暮らしに実験の視点を入れると、
家は固定されたものではなく、育てていく存在に変わります。 変えて、試して、また戻して。
その繰り返しこそが、心地よい住まいを生み出します。 設計とは、生活の仮説を立てること。
暮らしとは、それを毎日検証すること。 家は「終わりのない実験室」かもしれませんね。
あなたの暮らしにも、今日から小さな実験を。
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