家を舞台にする

家は「寝る」「食べる」だけの箱ではありなくて、
そこで繰り広げられる日常こそが、家の本当の価値を決めると思って設計しています。 住まいを「舞台」と見立てて、設計についてのお話しをしていきましょう。 1) 生活シーンを設計する
朝食の風景、子どもの宿題、休日のリビングでのひととき。
こうした生活シーンを思い描きながら設計することで、間取りに自然と物語が生まれます。 2) 動線と視線の演出 舞台には動きと見え方の工夫があるように、家も動線と視線で印象が変わります。
・家族が自然に集まるリビングへの流れ
・玄関から庭への抜け感
・キッチンから子どもの姿が見える配置
「どう動くか」「何が見えるか」を意識するだけで、日常が快適で心地よくなります。 3) 子どもの成長と空間の柔軟性 舞台が演目によって変わるように、家も暮らしに合わせて変化できることが大切です。
子どもの遊び場はやがて勉強スペースへ、そして将来は趣味の部屋に。
壁や家具の配置で、柔軟に変化できる設計を考えておくと「住み続けられる家」になります。 ただしこの時「住み続けるのかどうか?」ということも含めて、設計していく必要があります。 そのお話しについてはまたの機会に…! 家は完成した瞬間がゴールではありません。
むしろ、そこから日常という演目が始まります。
過ごし方を中心に考えることで、家は舞台となり、家族の物語を育てていきます。 👉 暮らし方を一緒にデザインしてみませんか?
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MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。