毎日通る道に、小さな季節の変化を見つけることってありませんか? 「あ、あそこの紫陽花が咲き始めたな」とか、
「ここの影、こんなに気持ちよかったっけ?」とか。 そんな何気ない“気づき”って、
意識して探さないと見逃してしまうものだけど、
見つけると、ちょっと嬉しくなる。 家づくりでも同じで、
マイナスデザインが設計で大切にしているのは
「気づきを促す余白」や「視線の抜け」だったりします。 例えば、ダイニングに差し込む朝の光。
たったそれだけで、一日のはじまりが少し特別になる。
窓の位置を数センチ変えるだけで、そんな体験が生まれるんです。 「気づきのある暮らし」は、
何も感度の高い人にしか味わえないものじゃない。 気づきたくなる場所に、そっとヒントを置いてあげる。
それが、設計のちからだと思っています。 そしてその気づきは、
やがて「この家が好き」という気持ちに変わっていく。 毎日の暮らしに、たくさんの“ちいさな気づき”を。
そんな風に暮らせたら、
毎日がちょっとずつ、愛おしくなっていくはずです。 「今、この瞬間の心地よさに気づいてみる」
今、座っている場所の空気。
足元に差す光。
そばにあるお気に入りのモノ。
たったひとつ、見つけてみてください。
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MINUS DESIGN BLOG
心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。

