今週末、息子が習いごとの合宿で家を空けた二日間、
我が家は久しぶりに夫婦ふたりきりの時間を過ごしました。 使っていない3畳ほどの空き部屋がひとつあって、
以前から妻が「壁を塗り替えて寝室にしたい」と言っていたので、
このタイミングで、私がローラー片手に塗装することに。 きちんと養生して、コロコロと塗る私。
その様子を、妻は入口のキャンプチェアに座りながら
おやつを食べつつ、にこにこと眺めていましたw 作業の最中、なんだかとても心が満たされていたんです。
この、ほのぼのとした情景がとても好きでした。 住まいと一緒に、こうして少しずつ育っていけること。
それは、暮らしの中の小さな幸せだと思います。 私はもともと、自分で手を動かすことが好きで、
塗装も左官もやります。
そんな風に手を加えることで、建物に勝手に愛着が湧いてくるんです。 小さな余白があって、
住む人が“関わること”で、どんどん好きになっていける。
そんな住まいを、これからも提案していきたいと あらためて決意した週末でした。 完成じゃなくて、育てていける住まい。そんな家に、してみませんか?
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MINUS DESIGN BLOG
心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。

