凝りと愛が必要

先日からプレゼン用の1/50模型をセッセと作成しています。

最近はとても便利で、建築専門と言うわけではなくても

「ミニチュア模型職人さん?」(こういう表現でいいのか分からないけど)のYouTubeなんかが

検索すればたくさん出てくるワケです。

…とても分かりやすいのなんの!

 

私が設計事務所に入社して当時は、よく白模型を作らされました。

当時は先輩から教えてもらいながらやるのが基本だったので

そういう意味では、今は本当に便利になったものですなぁ。シミジミ。

 

手元では模型を作りながらそのYouTubeを流していると、ふと手を休めた時に

画面に見入ってしまって「なるほど、この材料でこう作るんだ」と気づかされると

ダイソーに車を走らせては、材料を買い足して、トライしてみたり。

ダイソーのレジ係さんに覚えられそうな勢いで通いましたw

 

凝り性なので、どこまで作ってプレゼンするかを自分の中で決めておかなければ

「お前は職人か」というレベルまで作りこんでしまいそうな自分がいます。

 

ただ、勿論、模型とはいえ「あくまでも美しく」

これは基本だと思っていて、これが美しく出来ないようでは実際もうまくいかないし、

仮に自分がクライアント側でだったとしたら、プレゼンで出された模型が下手(愛がなくて)で

心が動かされない、感動できないモノであれば、期待は薄れてしまうと思う。

 

…と思うとついコル。

いや、最近ではただの凝り性だという説が有力だけどw

 

模型を作ることでどこに荷が掛かってくるかも見えてくるし、プロポーションも確認できる。

プレゼンの際にも図面やパースに出てこないところまで、伝えることができる。

 

妻が作ってくれる料理や、お弁当もそう。

息子の漢字ノートや、図工の作品もそう。

 

人が創るものは一生懸命さが愛に変わって、宿る。

それが美しさになる。

 

なのでもう少し頑張ってみよっと。