例えば、普通の白い壁でも、そこに美しい光と影が落ちれば、それだけで心を動かされます。 高価な大理石より、朝の光がやわらかく差し込む漆喰の壁の方が、毎日見ていて飽きることがありません。 美しさは素材の単体ではなく、空間全体の「関係性」の中に生まれます。 床と壁、光と影、室内と庭。それぞれが調和して初めて、心地よい美しさが現れます。 そして本当に美しい空間は、住む人の暮らしと共に完成していきます。 使い込まれた木のテーブル、家族の思い出が詰まった本棚、子どもの成長と共に変わる空間の使い方。 そんな「時間」が作り出す美しさこそ、かけがえのないもの。 マイナスデザインがお手伝いしたいのは、あなたの感性に響く空間づくり。 それは必ずしも高価な素材や設備を必要としません。 むしろ、「どう感じるか」「どう過ごしたいか」を丁寧に聞かせていただき、それを形にすることが大切だと考えています。 住まいの価値を価格だけで判断される方には、正直お役に立てないかもしれません。 なぜなら、私たちが作りたいのは「安い家」ではなく、「あなたにとって価値のある家」だからです。 装飾を重ねるのではなく、本当に必要なものだけを残す。 そうして生まれる余白や静けさの中にこそ、心を動かす美しさが宿ると私たちは信じています。
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MINUS DESIGN BLOG
心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。

