「全部はいらない」を、選ぶ

「手放す」って、ついネガティブに
捉えてしまいがち。

失うこと。
諦めること。
そんなイメージがつきまとうから。 でも、
なにかを“選ぶ”ってことは、
なにかを“選ばない”ってこと。 全部を詰め込もうとすれば、
どこかに無理が出てくる。 広いリビングも、たくさんの収納も、最新設備も。
ぜんぶあれば確かに便利かもしれないけれど、
それが本当に「自分たちらしい暮らし」かといえば、ちょっと違う気がする。 むしろ、
自分たちにとって本当に大事なことだけを残して、
あとは潔く手放す。 「これ、必要かな?」
そう問いかけながら選び抜いた空間は、
きっと心地よく、しっくりと体になじんでくれるはず。 暮らしの中で大切なのは、
多くを持つことではなく、
少なくても“愛せるもの”と過ごすこと。 手放すことは、
諦めじゃない。
覚悟だと考えます。 足すよりも、引き算。 住まいはシンプルで、深くなる。

MINUS DESIGN BLOG

心に残る空間づくり。
自分たちらしく暮らすために、
どんな住まいがあってほしいか。
そんな問いを一緒に考える、
マイナスデザインのブログです。